「成長」を求めない勇気

こんにちは。

yufkin(ゆふきん)です。

どうしたら大事な時間を大事に出来るのか?

「自分にとってこれが大切だ。これが自分にとってのhygge(ヒュッゲ=居心地のいい時間や空間)だ。」
「ではなぜ、それらを大事に出来ないのか?」
今まで私達はこんなことについて考えてきました。

※関連記事はこちらです

自分達で書いた記事をぼんやり眺めながら「じゃあどうしたらhyggeを大事に出来るだろう?」と考えていたら、こんな記事に出会いました。

この記事には、このようなことが書かれていました。

イエール大学のエイミー准教授の研究によると、人の仕事の捉え方は「ジョブ」「キャリア」「コーリング」の3つカテゴリーがあるという。

①ジョブ(労働)
ジョブに属する人は仕事を単なる労働と考えている。働く動機は報酬。より良い報酬があればいつでも転職する。

②キャリア(成長の実感)
キャリアに属する人の働く動機は、「経歴」や「向上している」という実感。目の前の仕事をもっと良い何かへの踏み台と捉える。

③コーリング(仕事自体が価値)
コーリングに属する人の働く動機は「社会の役に立っている」「自分の仕事には意義がある」という実感。目の前の仕事に取り組むこと自体に価値を感じる。

3つのカテゴリーで、最も幸福度が高く集中力高く仕事に取り組めているのは③コーリングに属する人だそうだ。この研究結果には私の過去の経験を振り返っても強く共感できる。
私は、勇気を持って「キャリア」という考え方を捨て、コーリングに属して働ける天職を探すことをおすすめしたい。

なぜなら、成長に執着しても、上には上がいてキリがなく、今仕事をしているこの瞬間の幸せを感じることができないからだ。

自分自身の仕事への捉え方がキャリアに属すると感じる方は、これまでの自分を振り返って見てほしい。

成長を求めて働く人は終わりのない短距離走を繰り返しているようなものだ。常に「もっと成長しないと」「結果を出さないと」という脅迫観念に囚われる。数字に追われて焦ったり、他人と比べて劣等感を感じたりする人も多い。

「成長するべき」に囚われていた私達

正直、ドキッとしました。

というのも、私達はこのブログの中で「なぜ大事な時間を大事に出来ないのか」について、こんな風に書いていたのです。

働くべき。
決められた目標は達成する。
組織やチームのことを考えて動く。
自分が辛くても他人には優しく。
ちょっとのことでは怒らない。
理不尽なことがあっても我慢。
多少体調が悪くても我慢。
自分の意志で働いているのだから、愚痴は言わない。

(中略)

でも、我慢して我慢してそれを目指したけどしんどい。だから、この方法は何か違うと感じている。
自分てそんなに優秀だっけ?ないものねだりで、優秀さを無理して求めてもどんどん疲弊するだけでは?
・年収◯万円くらい稼いで
・都心の豪華な家に住んで
・家事も頑張る、料理は手料理
・年に1回は海外旅行に行きたい
この条件が満たされれば、満足。
・・・本当ですか?
また理想を上げて頑張るだけじゃないですか?
そのレース、いつになったら終わりますか?
そんなとき、どこまで目標に向けて行動をしていますか?
人によっては自分が出来る範囲で行なっているでしょうし、人によっては休日返上で努力する人もいるでしょう。
ある意味、期待されることにとことん応えようとすると、やるべきことって、際限なくあるのです。
いろんな成功体験を積み重ね、少しずつ自分を認めることができるようになりますが、それまでは、誰かに認めてもらうことの方が簡単だったりします。
たとえば会社組織だと、「会社のためになることをすれば評価がされる」ので、わかりやすい。

いかがでしょうか?

どうやら、私達は働くことを通して「成長するべき」という思考に囚われすぎていたようです。

そして、それは「他人からの評価や承認」を得るための行動だったのかもしれません。

「成長」を求めない勇気をもつ

この記事を書かれた方は、どのフェーズも経験された上で、仕事自体に価値を感じる働き方をおすすめされています。

私も、hyggeな生き方を目指すというこのタイミングでこんな考え方に出会えたことを大事にしたいなぁと思いました。

「成長」を求めない勇気をもつ


このことが、私達のhyggelifeのヒントになりそうな気がしています。



さて、次回はyobbe(ヨッパ)さんです。
何か気になっていること、ありますか?






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