「アドラー 人生の意味の心理学」を読んでおもわず書き留めたメモ


まずはじめに一言いわせてください。この本、とっっっっても良かったです。
「人生の意味の心理学」という本は、アドラー自身の著作だそうで、それを、「嫌われる勇気」の著者 岸見一郎さんがわかりやすく紐解いた本なんです。140ページ程なのでさくっと読めてしまいます。


未来にたいして漠然とした不安を抱えていたり、自分自身のことがよくわからない人、周りの人と自分の価値観にズレを感じる人にオススメです。

アドラー心理学のポイントは、理解はできるけどいざ実行しようとするとめちゃくちゃ難しいということ。

なので、あえてさらっと読まずに、大事なところは写経のようにメモをして自分の中で何回も反芻するようにしました。(←これ、結構おすすめです!)

本の「はじめに」に、こう書かれていました。

常日頃、常識や、他者から押し付けられる価値観に疑問を感じていた人が、常識の自明性を疑っていいことに気づくはずです。
簡単にいうと、あなたが常識と思っていることは、案外常識じゃないということ。

・・・まさに今までhyggelabo(ヒュッゲラボ。このブログのことです)で考えてきたこと!

自分なりのヒュッゲを見つけるために、アドラー先生に学ぶことは多そうです。

今回は、その中で一部だけですが、得た示唆を私なりにまとめてみたいと思います。


すべての人は対等な関係にある

今も多くの男性は女性を下に見ていますし、上司は部下よりも上だと思っています。


子どもについては、今尚大人よりも下の立場にあると考えている人は多いはずです。

役職やお給料、肩書きなど、人には見えない階層がありますよね。インドのカースト制度ほどわかりやすくはないですが、会社や学校は、平等ではなく、縦社会です。先生と生徒だと、やはり先生の方が偉いですよね。


ときどき会社で「時給換算するとあの人は高いから、こんな雑務はやらせてはいけない」とかの会話があります。これもまた対等な関係ではありません。

今の社会では、「人は対等な関係である」という意識は弱いように思います。


生産性に価値があると見てはいけない

人は対等と考えるのであれば、人の価値を測る基準、なんてものは本来ないはずです。

でも、なんとなくたくさんお金を稼いでいる人の方が価値がある、と思っていたりしませんか?


結婚後は仕事をやめるといえば、もったいないというようなことを言う人が出てくるでしょう。


そのようなことをいう人は、仕事を辞め、家庭に入るということを一段価値が低いことだと考えているのです。

生産性が人の価値だとすると、働き盛りのピークを超え、生産性が落ちていくと、やがて価値のない人間になってしまうことになります。

また、子供や老人、病気の方も価値のない人間、になってしまうでしょう。

でも果たしてそうなのでしょうか?答えはNOですね。


なぜ「何かができることだけ」に価値があると思われるのか

私たちが子供の頃から特別でなければならないと教え込まれたからです
「特別」というと大それたことのイメージがありますが、学校のテストで満点を取らないといけない、とか、成果をあげなければいけない、ということだと理解しました。

正解を教えられる教育だと、答えがわからない自分はダメ
もっと勉強しないといけない、そのままの自分ではダメなんだ、というメッセージに捉えてしまう子が多いと思います。

社会に出ると、組織ごとに正解は変わります。うまく正解を見つけられなかったり、見つけてもフィットできないと、またしても自分はダメなんだ、と思い、と思ってしまう。

特別良くならなくても悪くならなくても、普通であればいいのです
普通であればよい。

自分らしくいればよいのです。


頭ではわかっても、根っこまで染み渡るには時間がかかりそうです。


何かができないといけない
役に立たないといけない

と思ってしまうなら、自分の思考のチャンネルを変えましょう。


特別でなくてもよい

たとえ屈折した仕方であっても、他者よりも認められようとしているのです
認められようとすることは他者との競争を生み、他者との競争は精神的な健康を損ねるもっとも大きな要因
アドラーは、人には「今より優れたい」という普遍的な欲求があるといいます(優越性の追求)。

そうですよね。私も、昨日よりも今日、今日よりも明日、たとえ小さなことでもよいので前に進みたいと思っています。


ただ、履き違えてはいけないのは、優れたいのは「今より」です。「誰かと比べて」ではありません。

また、優越性を追求は、自分のためだけに行われるものではない、とも言っています。
勉強は自分の興味を満たすためだけにするものではなく、ましてそのことで優れていることを誇示するためにするものではありません。


自分が得た知識を他者のために役立てるために勉強するのです
ハッとしました。

私は正直、自分の興味を満たすため、さらにいうと、誰かにすごいといってもらいたい、という気持ちがありました。

でもそれは、特別でありたい、という考えから始まっていたのですね。


生きることだけで価値がある

子どもと関わったことがある人は、子どもは何もしなくても、親や周りの人に喜びや幸福を与えることで貢献できることを知っています

生きているだけでは価値がなくて、何かを生み出さないと誰の役にも立たないと考えるのって、辛いですよね。


あなたは存在しているだけで十分、そんな無条件の愛って、素敵ですね。


親子に限らず、夫婦や恋人、友人で、損得で考えずに、この人とは一緒にいるだけで、話しているだけでなんか楽しいな、ハッピーだな、という関係性を作りたいですね。


そのままの自分を認める

この本を読んで、自分をまるごと認めること、まだまだ出来てなかったなと。

誰かの役に立って、喜んでもらって、評価されて。
それってやっぱり嬉しいじゃないですか。

でも、他者からの賞賛が目的になっちゃうと自分を見失ってしまうんですよね。

なので、そのままの自分でいい、と思えると、人として一段強くなれるのかなと思いました!


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